・台原縄文音楽祭について
この場所には約5000年前もの昔、縄文人が住んでいました。現代では私たちが暮らしている、この土の下50㎝程のところに、縄文人の暮らしの痕跡が残っています。縄文人は高台に集落をつくり、下には湧水が流れていました。その台地の上に立つと、ハッとすることがあります。西のかなたに落ちていく夕日やあたりに広がる雑木林、空気と時間そのもの。自分たちが次の世代に残せるもの。音楽や芸術、農ある暮らし、おいしい食べ物や地域のつながりを通して、皆で一緒に考えていきます。
・第0回として
初開催となる2021年は、新型コロナウイルスへの感染対策のため、北本に住むメンバーと一緒に、「より小さくより深く。ここでしかできないこと」を考えて開催する第0回です。会場は、北本市台原地区にある「いとうふぁーむ」さんの畑と近くの草原です。草原は、地元の農家さんに休耕田をお貸し頂きました。
このイベントでは、会場に何もありません。あるのは、ただ北本の畑で夕日を見る時間です。楽器を持ってきて演奏するのも自由です。椅子やシートなどもあるといいかもしれません。読みたい本など持ってくるのもいいと思います。のんびりしたり、楽器を弾いたり、なにもしなかったり。新型コロナウイルスで息の詰まる日常の中、暮らしの余白を楽しむ日となりますように。
体験プログラム
《いとうファームさんの畑でさつまいもの収穫体験》
郵便局近くにある野菜直売所で年間120種類以上のお野菜を販売している大人気の野菜農家「いとうふぁーむ」。直売所でも毎年大人気のさつまいも「べにはるか」の収穫体験を行います。台原地区で19代続く野菜農家「いとうふぁーむ」さんの畑で、季節の恵みを感じましょう。軍手と手掘りのシャベルを持参の上、汚れてもいい服装でお越しください。
時間:14時~15時30分頃まで
集合:上記マップの会場受付へお越しください
参加費:1家族1000円
定員:10組
申込:事前に申込が必要です。お申込はこちらから。
《野焼きで土器づくり》
北本市在住の陶芸家「関口貴仁」さんと一緒に、野焼きの土器づくりに挑戦します。つくる形は自由ですが、すぐに乾燥させるため、おちょこや豆皿程度の小さいものになります。動物をつくったり土偶をつくったり、実用的なお皿でもOKです。汚れてもいい服装でお越しください。
参加費:300円
受付時間:12時30分頃-13時30分頃まで
集合:上記マップの会場受付へお越しください
定員:30名程度
申込:不要ですので直接お越しください。定員になり次第終了します。
※お渡しが翌日以降になる場合がございます。ご参加の方はご了承ください。
※雨天時は中止となります。
音楽祭プログラム
-15時頃から日暮れまで-
大野 慎矢 Shin-ya Ohno
ブルガリア・ギリシャの民俗バグパイプ・ガイダ、アコーディオンをはじめ、多様な楽器を演奏する。
東欧(バルカン半島、コーカサス、ロシア)の民俗音楽全般に魅せられ、現在は失われつつある演奏スタイルの探求や、
それらをモチーフにした作曲・演奏を中心として、ジャンルを越えた音楽や舞台・ダンスなどとの表現もしている。
2018年・おふぃす3OO「肉の海」で演奏。
〃年・KERAMAP「修道女たち」演奏。
〃年・曖昧なカンパニー「そよ風で倒れる」作曲・演奏。
2020年・オフィスコットーネ配信「最愛なるものの側へ」「ブカブカジョーシ」作曲・演奏。
2021年・オフィスコットーネ「母 MATKA」トラペ座で作曲・演奏。
主宰楽団 トラペ座 https://trapeza.jp
山村暮鳥のうた https://otonomadobe.wixsite.com/bocho
田井中圭 gt
ギタリスト。神奈川県生まれ。
法政大学Jazz Study Club入部とともにギターをはじめる。大学在学中より加藤崇之氏に師事。
現在東京都内を中心に、エフェクトを使用したエレキギターでのソロ演奏、南米音楽や自作曲を中心としたガットギターでのソロ演奏、ベーシストTodd Nicholsonとのデュオで活動。
またダウン症の天才アフリカンドラマー新倉壮朗との即興デュオ、マリンバ弾き語り影山朋子のサポートや各種セッションに参加している。
ライブ活動のほかに、子どもとの即興音遊びワークショップや絵本読みきかせの音付けなどの活動もしている。
これまでに古澤良治郎、林栄一、加藤崇之、泉邦宏、Utku Tavil、Siro Bercetche、Tristan Honsinger各氏や多数のミュージシャンと共演。
WEB https://www.tainakakei.com/
松本ちはや per
10歳から打楽器を始める。
音の世界では誰もが等しく平等であることを意識し、一緒に音を出す共演者、
そしてその場に居合わせた全員と、音の世界での瞬間のコミュニケーションを大切に音楽を紡ぎ出す。
洗足学園音楽大学卒。
全日本チンドンコンクール3年連続優勝。
特別史跡認定加曽利貝塚にて復元縄文太鼓製作にも挑戦中。
WEB https://www.chihaya147.com/
岩本大紀 dance
鹿児島県志布志市出身
鹿児島実業高校剣道部に所属していた。
卒業後、役者を目指して上京。
桜美林大学にてコンテンポラリーダンスを木佐貫邦子に演劇を鐘下辰男(演劇集団ガジラ)に師事。卒業後舞踏カンパニー山海塾の門をたたく。
武道で培った身体性を活かし、現在最年少の舞踏手として山海塾公演の舞台に立つ。
過去にフランス、イタリア、ドイツ、ブラジル、アメリカetc…などの山海塾公演に参加。
2021年の年始に日生劇場にてINSPIRE陰陽師(主演大沢たかお・振付辻本知彦)の舞台で舞踏家としてソロシーンを担当する。
また、海外のファッション雑誌のモデルとしても活躍。
アメリカやニュージーランドのファッション誌にモデルとして参加している。
WEB https://taikiiwamoto.wixsite.com/website
トランペット二重奏 岸翔麻&長谷川葵
長谷川葵
小学校のブラスバンドからトランペットをはじめ、今は埼玉県を中心に、岸翔麻とアンサンブルで活動をしている。現在はクラシックなど、様々な音楽を勉強している。
岸翔麻
中学の部活動からトランペットをはじめ、今は埼玉県を中心に活動している、高校生トランぺッター。現在は、オーケストラなどのクラシックを勉強中。youtubeやtiktokでも活動中。
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お店とかご飯とか
-12時頃から日暮れまで-
《いとうふぁーむの塩茹で落花生と新米おにぎり》
郵便局近くにある野菜直売所で年間120種類以上のお野菜を販売している大人気の野菜農家「いとうふぁーむ」。まさに今が旬の採れたて落花生を、釜で塩茹でして頂きます。おにぎりのお米は、カマドで炊いた、「いとうふぁーむ」こだわりの新米です。シンプルに塩おにぎりで。お野菜は端境期で少なめですが、お天気次第で収穫できれば少し販売もあるかもしれません。ぜひ食べに来てくださいね。
《北本団地 ジャズ喫茶『中庭』》
2021年6月、北本団地にオープンしたジャズ喫茶「中庭」
音楽ライブやワークショップや喫茶をやっています。音楽祭では、ドリンクやフードなどを予定しています。何が出るかはお楽しみに。
モリノジュークボックスはまちの至る所で皆さまのお好きなレコードをかけていただくものです。レコードはこちらである程度用意しますが持ち込みも可です。同時に募金も募ります(強制ではありません)。いただいたお金は全額北本周辺に残された自然保護のために使わせていただきます。また、レコード再生の電力は太陽光を主電源とします。悪天候の場合もできる限り事前に太陽光で充電した電気を使用します。暖かく見守っていただければと思います。