台原縄文音楽祭2024

台原縄文音楽祭について

この場所には約5000年前もの昔、縄文人が住んでいました。現代では私たちが暮らしている、この土の下50㎝程のところに、縄文人の暮らしの痕跡が残っています。縄文人は高台に集落をつくり、下には湧水が流れていました。その台地の上に立つと、ハッとすることがあります。西のかなたに落ちていく夕日やあたりに広がる雑木林、空気と時間そのもの。自分たちが次の世代に残せるもの。音楽や芸術、農ある暮らし、食べ物や地域のつながりを通して、皆で一緒に考えていきます。

縄文音楽祭の開催は今回が3回目となります。前回の開催は2023年5月14日。雨が降りそうな曇天の中、台原の畑での開催でした。今年はどんな出会いが生まれるのでしょう。とても楽しみです。

開催概要

日時 2024年10月13日(日)

第1部 デーノタメ遺跡ツアー&縄文トーク 9時30分から12時

参加費:500円 事前申込制(定員30名) 集合解散:北本団地中庭(北本市栄7 1-26-102)
※集合解散は北本団地中庭になりますのでご注意下さい!

第2部 台原縄文音楽祭 13時から19時ごろまで

会場:北本市台原の畑
※可能な方は徒歩・自転車・公共交通機関でお越しください。会場近くへはお車で乗り入れはできません。

駐車場(1部・2部共通)

北本市立公団地域学習センター 地下駐車場(北本市栄13)
第1部北本団地中庭へは徒歩5分、第2部音楽祭会場へは徒歩20分~30分
※荒天時は駐車できませんのでご注意ください。

福音診療所駐車場

※左奥二列をご利用ください。

イベント内容

第1部 デーノタメ遺跡ツアー&縄文トーク 9時30分から12時
参加費:500円 事前申込制(定員30名) 集合解散:北本団地中庭(北本市栄7 1-26-102)

お申し込みはこちらから

イラストレーターのスソアキコさんと一緒にデーノタメ遺跡をめぐるツアーです。ツアーの後は北本団地中庭にて、スソさんと北本市文化財保護課の磯野さんと一緒に縄文トークを開催します。事前申込制となっていますので、ぜひお申し込み下さい!※当日はスソさんの物販等もございます。ご期待ください。

スソアキコ 帽子作家/イラストレーター
諸星大二郎のまんが「暗黒神話」や、美術同人誌「四月と十月」の古墳部活動がきっかけとなり、仕事の合間に各地の遺跡を訪ね歩くようになった。ウェブサイト『ほぼ日』で [スソアキコのやあやあ土偶さんハニワさん]を連載中。https://www.1101.com/n/s/dogu_haniwa/index.html
コミックエッセイ「スソアキコのひとり古墳部」、譽田亜紀子氏との共著書「縄文のヒミツ」、挿画「知られざる縄文ライフ」など。 http://www.suso.biz


第2部 台原縄文音楽祭 13時から19時ごろまで 会場:北本市台原の畑

※入場料等は無料ですが会場にて運営募金にご協力をお願いします!
会場は台原の畑です。食べ物/飲み物/椅子/テーブル/シート/日よけ等々皆さんで持参してください。
雨の際はプログラムを変更し北本団地ジャズ喫茶中庭で開催します。

《当日スケジュール》

13:00-15:00 ご飯&マーケット&土器焼き
15:00-17:00 パフォーマンス
18:00くらい~ 影絵&音楽セッション
どこかでおむすびダンス

《食べ物/飲み物/縄文ワークショップ》

縄文風おでん

縄文風おでんを販売する予定です。仕込み状況によりもしかしたら内容は変更になるかもしれません。売り上げは運営費やアーティスト謝金などに充てさせて頂きますので、ぜひお召し上がりください!※my椀/箸をご持参下さい。

いとうファームの新米ごはん

郵便局近くにある野菜直売所で年間120種類以上のお野菜を販売している大人気の野菜農家「いとうふぁーむ」さん。採れたばかりの新米ご飯を予定しています。羽釜で炊いた新米をぜひ会場で味わってくださいね。

土器づくりワークショップ(有料/材料費等)&焚き火ブース(セルフ土器焼き/無料)

会場では粘土を使って土器がつくれるブースをオープンします。自由な発想で土器を作っちゃいましょう。初めての方も「デーノタメ縄文の杜プロジェクト」のメンバーがサポートします。参加費は決まり次第アップします。イベントでは、土器の成形のみ体験頂けます。(焼きの作業は乾燥後、また後日となります)会場には土器焼きができる焼き場ブースも作ります。まだ焼いていない土器をお持ちの方。(乾燥済の土器)自由に土器が焼けますのでご持参ください。焚火ブースではお肉やサツマイなど、なにか焼きたいもの/食べたいものがある人も会場で自由に焼けますので持参してくださいね。焼きおにぎりとかいいかもですよ。

みんなのだがしやビーム

駄菓子屋さんです。駄菓子はおやつにもおつまみにもなります。大人も子どももティーンエイジャーもみんなどうぞ

《音楽ライブ&パフォーマンス》 15:00-17:00

岩本大紀(山海塾) Taiki Iwamoto(Sankaijuku)

舞踏家・モデル
1991 年生まれ/鹿児島県志布志市出身/身長176cm 体重68kg
鹿児島実業高校卒業後、役者を目指し上京。桜美林大学にてコンテンポラリーダンスを木佐貫邦子、近藤良平(コンドルズ)に演劇を鐘下辰男(演劇集団ガジラ)に師事。卒業後舞踏カンパニー山海塾へ所属。2017年以降国内外の全山海塾公演に参加。近年はダンサーとしても活動の幅を広げ2021 年には日生劇場『INSPIRE 陰陽師』演出・山田淳也 振付・辻本知彦 にて舞踏家としてソロを担当。映像作品『象徴の化石』振付・演出 平原慎太郎 踊る戯曲『FRIEND』振付・演出 スズキ拓朗(CHAiroiPLIN)。オリンピック 2020 閉会式 などに出演。2024年12月横浜赤レンガにて「水中めがね..」のダンス公演・2025年5月アヴィニョンにて舞踏ソロ(タイトル未定)を控えている。モデルとしても活躍しておりアメリカやニュージーランドのファッション誌にモデルとして参加。多くの写真家とのフォトセッションを敢行。自身の作品創作として「存在と矛盾」、「人間への不信」などをテーマに創作を続けている。2021 年舞踏カンパニー.伊邪那美.を設立。若手メンバーと共に舞踏の可能性と人間の動物的感覚性への帰化を掲げ日々研鑽している。処女作「Concursio」にて2022 年 SAI DANCE FESTIVAL デュオ部門 優秀賞受賞
2022 年韓国 SCF 招聘 2023 年韓国 duo dance festival 招聘

小林 豊美   Toyomi Kobayashi

flute player
音楽好きな両親のもとに生まれ、様々な音楽に触れながら育つ。3歳からピアノ、聴音、りとみっくを習い、絶対音感を身につける。11歳の時、偶然テレビで観たフルートの音色に衝撃を受け、フルートを習い始める。

16歳の時にジャズに出会い、2003年に洗足学園音楽大学ジャズコースへ入学。ジャズフルート奏法をBob Zung氏に師事。コード理論、作曲、編曲、和声学、等も学ぶ。大学在学中から演奏活動をスタートし、2008年にはアメリカ・ボストンにあるバークリー音楽大学での リサイタルでも演奏。2012年夏には、ニューヨーク大学で行われたSIM summer intensiveに奨学金を得て参加。2012年から2017年には、母校である洗足学園音楽大学にて非常勤講師として指導。

これまでの参加作品は【KENTA TSUGAMI -BOZO&phonolite ensemble-】上野 まな【Fairies】【Re:Morning】ものんくる【飛ぶものたち、這うものたち、歌うものたち】【南へ】かららん【若くて 青い。】中溝ひろみ【BIRTH】アニメReLIFE サウンドトラック(劇中音楽)松本 治【Duke on the Winds】など。

渡邉茜

3歳より湯原園子、花輪洋治の下で現代舞踊を学び18歳よりキッズクラスの指導等も行う。コンクールへの作品出展や神奈川芸術劇場完成記念公演等数多く湯原園子作品に出演を重ねる。その後桜美林大学にて木佐貫邦子にコンテンポラリーダンスを師事。他にも多田淳之介主宰の地域活性化プロジェクトACT-Fに参加し野外パフォーマンスやワークショップ等地域活性化活動も行う。

映像関係ではAFRO PARKER PV出演、「Sony Square Sibuya Project」告知映像渋谷モニター出演、ソフトバンクCMアシスタント兼出演。近年ではマドモアゼルシネマ作品「彼女の椅子」CORVS作品「World’s End Underground/即狂空間」〈仙台公演〉World’s End Underground企画「藏」伊藤キム作品「誰もいない部屋」「人間脱出」チャイロイプリン作品「じごくのそうべえ」等出演。

山海塾舞踏手岩本大紀による舞踏カンパニー「伊邪那美」、若羽幸平が演出をつとめる若手女性舞踏ユニット「ヲズメとして舞踏家として活動も行う。

林頼我

1999年10歳頃よりドラムを始め、都内ロック系のライブハウスに出演するようになる。15歳で林栄一トリオ、森順治カルテットに入る。以後現在に至るまで10年間、精力的に様々な形態で活動する。

かみむら泰一

サックス奏者&作曲家(Tenor&Soprano sax)
響きと空間とジャズをテーマに独自の音楽を創作している。東京都出身。85年よりサックス奏者として活動を開始。94年訪米、ボストン、NYで活動、NY滞在中にデューイ・レッドマンより直々に指導を受けサックスの響きの神髄を伝授される。2000年に帰国、オリジナル・ジャズと完全即興演奏の活動を始める。かみむら泰一Quartetで「A girl from New Mexico」、「喉の奥から生まれそうな感じ」、Sax Trioオチコチ(是安則克b、橋本学dr)をリリース。2014年よりコントラバス奏者の齋藤徹氏と活動を始めChoroに取り組む。Duoアルバム、かみむら泰一&齋藤徹「choro&improvization」をリリース、2021年にはスイス人ピアニストのクリス・ウィーゼンダンガーと「山の猫は水脈をたどる」を制作。

2014年ごろよりギタリストの古和靖章とFree Jazzの先駆者オーネット・コールマンの音楽に注目し検証を重ね、オーネットJam Sessionを定期的に開催。2022年にユニット「NetteNix』を結成し様々なゲストを迎えて活動を展開し2023年10月NetteNix1st アルバムをリリース。2021年ー2024年5月まで京都に移住、京都では禅の思想から茶道、花道、尺八、仕舞を通して京都の文化を学ぶ。現在は東京に拠点を戻し、オーネット・コールマンの研究と京都文化を重ね合わせた新たな音楽を模索している。

《影絵&音楽セッション》18:00くらい~

小日山拓也「秋の影絵公園」

演目「即興影絵 おいてけぼり」
民話を題材に動物や妖怪たちがおもしろ話をくりひろげる。ある晩、かっぱが川に魚つりに行くとうしろから…。


主催/お問い合わせ

北本団地『中庭』 kitamotokurashi@gmail.com(合同会社暮らしの編集室)

デーノタメ縄文の杜プロジェクト

『デーノタメ縄文の杜プロジェクトは様々な体験を通して楽しみながら縄文の杜づくりを目指す市民活動のチームです。2023年の11月から月に一度メンバーや有志が集まり、デーノタメの保全整備や縄文体験を開催しています。月に一度のペースで活動を行っていますので、ご興味のある方はぜひご参加ください!北本縄文人を一緒に楽しみましょう!

活動はこちらから note / LINE