第1回 台原縄文音楽祭(2023/5/14)

台原縄文音楽祭について

この場所には約5000年前もの昔、縄文人が住んでいました。現代では私たちが暮らしている、この土の下50㎝程のところに、縄文人の暮らしの痕跡が残っています。縄文人は高台に集落をつくり、下には湧水が流れていました。その台地の上に立つと、ハッとすることがあります。西のかなたに落ちていく夕日やあたりに広がる雑木林、空気と時間そのもの。自分たちが次の世代に残せるもの。音楽や芸術、農ある暮らし、食べ物や地域のつながりを通して、皆で一緒に考えていきます。

第1回の開催にあたり

縄文音楽祭の開催は今回が2回目となります。前回の開催は2021年9月30日。振り返るとコロナウイルスが本格的に流行している中で「これからどうなってしまうんだろう」という空気に、私たちも地域も包まれていたと思います。何でもない畑の中でそれぞれが集い・持ち寄る。各々がそれぞれの過ごし方でそこにいるだけですが、何か不思議な感覚を共有していた気がしています。その日がとても暑かったこと。少ない木陰に皆が肩を寄せ合い集まっていたこと。アーティストのパフォーマンスなのかなんなのか。言葉にするのが難しいこと。夕日の沈む景色。頭の片隅で縄文を感じながら、今回もどんな日になるのかとても楽しみです。 //ジャズ喫茶中庭・暮らしの編集室//

日時 2023年5月14日(日)お昼ごろから日暮れ頃まで
会場は畑です。食べ物/飲み物/椅子/テーブル/シート/日よけ等々皆さんで持参してください。
雨の際はプログラムを変更し北本団地ジャズ喫茶中庭で開催します。

プログラム(2023年5月13日更新)
雨天予報のため、プログラムと会場を変更して開催します!ぜひお越しください!

12時-15時ごろまで 台原の畑会場(北本市台原の畑
おむすびダンス、伊藤ファーム、森のジュークボックス、喫茶ケルン、デーノタメツアー、catnap

15時頃から映画上映(18時ごろから)まで 北本団地中庭(北本市栄7北本団地1-26-102)
ライブパフォーマンス、映画上映

会場 北本市台原の畑⇒12時から15時ごろまで
※徒歩・自転車・公共交通機関でお越しください。会場近くへはお車で乗り入れはできません。

駐車場
福音診療所様駐車場
※左側2列をご利用ください。他の箇所には駐車できません。

②ゲオ北本店様駐車場
※伊藤ファーム直売所に隣接の一列をご利用ください

donation food 汁やご飯 ※my椀/箸をご持参下さい
参加費/入場料はありませんが、会場では伊藤ファームさんの野菜を使ったdonation food「汁やご飯」を販売する予定です。売り上げは運営費やアーティスト謝金などに充てさせて頂きますので、ぜひお召し上がりください。※my椀/箸をご持参下さい。

縄文ツアー スソさんと一緒にデーノタメ遺跡をめぐる⇒雨の場合も予定通り開催します!

時間:13時~14時30分頃まで 集合・申込:台原の畑会場へ直接お越しください  参加費:無料

会場から歩いて10分ほどのところには、約5000年前・縄文中期の遺跡「デーノタメ遺跡」があります。デーノタメ遺跡は1500年という長期にわたって人が住み、ムラが営まれていた北本を代表する縄文遺跡です。ツアーでは普段は入ることができない遺跡を歩いてめぐります。一緒に巡るのは、縄文関連の書籍も多数出版されているイラストレーターのスソアキコさんです。ツアーの後は会場で、縄文対談も予定しています(14時半ごろからの予定)。縄文の世界へようこそ。⇒雨天のためトークは北本団地中庭にて開催の予定です。
デーノタメ遺跡についてはこちら 和楽WEB

直径5センチほどもあるクルミ形土製品 北本市教育委員会「デーノタメ通信 vol.3」より

野焼きで土器づくり⇒雨天のため中止となります。

参加費:300円 受付時間:12時30分頃-14時頃まで 集合・申込:音楽祭会場へ直接お越しください

北本団地のシェア工房『〇✕△(エンバイボックス)』を運営し、北本市在住の陶芸家「関口貴仁」さんと一緒に、野焼きの土器づくりに挑戦します。つくる形は自由ですが、すぐに乾燥させるため、おちょこや豆皿程度の小さいものになります。動物をつくったり土偶をつくったり、植木鉢でもOKです。汚れてもいい服装でお越しください。
※お渡しが翌日以降になる場合がございます。ご参加の方はご了承ください。

伊藤ファームのトマトカレー/畑体験⇒台原の畑会場で15時くらいまで販売します!苗植えは12時ごろから畑会場にて受付します!

郵便局近くにある野菜直売所で年間120種類以上のお野菜を販売している大人気の野菜農家「いとうふぁーむ」会場では旬のトマトを味わう特製カレーを販売します。サツマイモの苗植え体験も行う予定ですのでお楽しみに。

喫茶ケルン 米粉スコーン

catnap 手作りお香

出演など -15時頃から-⇒北本団地中庭にて開催します!

細川麻実子 ダンサー・振付家

様々な空間で身体とともに発信している。
幼少より加藤みや子に師事。10代より舞踊コンクールや公演に多数参加。ベルギーへ留学を経て、埼玉県でスタジオ運営をする。ダンスに関わるプロジェクトや舞台制作をする傍ら、自主公演も継続して開催。即興/振付の境界、ジャンルの枠を越えて様々なアーティストとの共同クリエイションを展開している。幼児から高齢者まで幅広い世代と触れ合い、振付指導・ワークショップ講師・高齢者身体機能訓練士・モデルなどその活動は多岐にわたる。
SJDAダンスコンテスト第一位グランプリ。同コンテストにて振付作品県知事賞受賞・IDO world championship出場(独)。近年では「ひみつ文庫」「silence」を発表。また文化庁主催公演「森と、」りここかしこ ~じぃじばぁばの動きが旅をする~(四国巡回滞在制作)」などを発表。https://mamikohosokawa.com

岩本大紀(山海塾) Taiki Iwamoto(Sankaijuku)
舞踏家・ダンサー・モデル・役者

1991年生まれ 鹿児島県志布志市出身
桜美林大学にてコンテンポラリーダンスを木佐貫邦子、近藤良平(コンドルズ)に演劇を鐘下辰男(演劇集団ガジラ)に師事。その後、舞踏カンパニー山海塾の門をたたく。武道で培った身体を活かし、現在最年少の舞踏手として山海塾公演の舞台に立つ。
過去にパリ、イタリア、ドイツ、ブラジル、アメリカetc…などの山海塾公演に参加。近年はダンサーとしても活動の幅を広げており2021年には日生劇場『INSPIRE陰陽師』演出・山田淳也 振付・辻本知彦 にて舞踏家としてソロを担当。映像作品『象徴の化石』振付・演出 平原慎太郎 踊る戯曲『FRIEND』振付・演出 スズキ拓朗オリンピック2020閉会式 などに出演。
また、海外のファッション雑誌のモデルとしても活躍。アメリカやニュージーランドのファッション誌にモデルとして参加している。
自身の作品創作として「存在と矛盾」、「人間への不信」などをテーマに創作を続けている。
2021年に女性メンバーのみの舞踏カンパニー〖伊邪那美〗を設立。若手メンバーと共に舞踏の可能性と女性の地球への帰化を掲げ日々研鑽している。
2022年 SAI DANCE FESTIVAL デュオ部門 優秀賞受賞

大村亘 ドラマー、タブラ奏者、作曲家

東京都生まれ。
アメリカとオーストラリアで育ち今でも世界中の音楽家達と交流を深め続けている。毎年インドにも出向きタブラという北インドの伝統打楽器を研鑚中。2015年には文化庁より新進芸術家海外研修員に選ばれる。2018年にニューヨーク録音されたBenign Strangersは同年米Downbeat誌のベストアルバムの1枚に選ばれる。同アルバムはグラミー賞にプリノミネート。
Mike Rivett, 佐藤浩一から成るユニット、『Bungalow』では5作品発表している。今までにフェスティバルやレコーディングでアメリカ、オーストラリア、インド、香港、中国、台湾、韓国、ヨルダン、ルクセンブルグと幅広い活動域を展開し今も独創的な音楽創りを試み続けている。現在は古谷淳、吉田豊からなる自己のトリオでも活動を展開中。

柳沢耕吉

1990年生まれ。ギター演奏や作曲や野外録音で音と音以外に関わることをしている。

スソアキコ 帽子作家/イラストレーター

諸星大二郎のまんが「暗黒神話」や、美術同人誌「四月と十月」の古墳部活動がきっかけとなり、仕事の合間に各地の遺跡を訪ね歩くようになった。
ウェブサイト『ほぼ日』で [スソアキコのやあやあ土偶さんハニワさん]を連載中。
https://www.1101.com/n/s/dogu_haniwa/index.html
コミックエッセイ「スソアキコのひとり古墳部」、譽田亜紀子氏との共著書「縄文のヒミツ」、挿画「知られざる縄文ライフ」など。 http://www.suso.biz

縄文上映会 『縄文にハマる人々』 ⇒北本団地中庭にて開催します!

時間:日暮れから(18時頃?) 料金:500円~の投げ入れ

今回は特別企画として『縄文にハマる人々』の上映会を開催します。作品は『縄文にハマる人々』縄文好きな方には説明不要の作品ですが、もちろん興味のある方はどなたでもお気軽にご参加ください。
映画についてはこちらの公式WEBサイトから http://www.jomon-hamaru.com/

上映会を企画してくれたのは、北本団地で「post」というスペースを運営しているやぎはつねさん。やぎさんは、2008年から2012年まで埼玉県北本市にて展開していたアートプロジェクト「北本ビタミン」についてのドキュメンタリー映画を制作しています。
やぎさんの活動はこちらから https://note.com/post_diary/
屋外での上映会になりますので少し寒いかもしれません。入退場も自由ですので、温かい格好でイスをご持参ください。